双日がインドネシアで内装用建材の合弁会社設立

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総合商社である双日株式会社と完全子会社である双日建材株式会社は、インドネシア現地の木質内装建材メーカーと、インドネシアで内装用建材の販売と施工管理会社を行う双日ニッポー・インドネシア株式会社を設立する事を発表した。

インドネシアでは堅実な経済成長が続いており人口も増加していることから、高級ホテルや高級マンションの開発などが急速に進んでおり、日本企業による不動産開発も進んでいる。そのためインドネシア国内における高級不動産向けの内装用建材の需要が拡大する見込みのため、双日は日系商社としてはインドネシアで初めてとなる内装用建材の販売および施工管理の一貫事業を展開する事を決定した。

このインドネシアにおける事業展開は、インドネシア現地企業の木質内装建材メーカー「ニッポー・テック・スジャテラ」と内装施工業を営む「バトゥラ・マス」との合弁により、「双日ニッポー・インドネシア(PT. Sojitz Nippo Indonessia)」を設立する形で実施される。資本金は、400億ルピア(約3億2,000万円)となり、双日建材が65%、ニッポーが25%、バトゥラが10%出資する。