インドネシアとインフラ案件の協力深化へ
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中根外務副大臣は、来日中のインドネシアのバンバン国家開発企画庁長官と12月1日に昼食会を実施した。
中根副大臣からは、バリ島アグン山の噴火についてお見舞いの意を伝え、来年の日インドネシア国交樹立60周年の機会を活用して両国の協力案件をさらに進展させていきたい旨が述べられた。バンバン長官からは、日本政府がアグン山の噴火に関して心にかけている事を感謝する旨が述べられるとともに、国交樹立60周年の実施は協力して実施していきたい旨が述べられた。
両者は、先月に決定した円借款案件「ジャカルタ首都圏東部パティンバン新港建設計画」などをはじめとして、両国が協力して進めているインフラ案件に関しては、今後も両国が協力して着実に進めていく事で合意した。バンバン長官からは、インドネシアにおいても新幹線のようなすばらしいシステムが将来できたらよいとの旨も述べられた。
中根外務副大臣は、シンガポールのオン・イェクン教育大臣兼第二国防大臣との夕食会も11月28日に実施しており、来年のASEAN議長国でもあるシンガポールと協力して地域の安定と発展を進めていきたいとの考えを伝えていた。