丸紅がインドネシアで検体検査サービス事業を展開へ

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日本の総合商社である丸紅株式会社は、インドネシア現地企業と現地における集約型検体検査サービス事業を展開する事を検討していく事を発表した。

インドネシアは世界第4位の人口を抱えており、保健省による医療政策を背景とした医療ニーズが高まっていたことから、医療機関の整備と品質の向上を早急に行う必要に迫られていた。丸紅では、この医療ニーズを獲得するとともに、インドネシアで高度で高品質な日本式検体検査サービスの導入と展開を行う事を目的として、インドネシアの検査サービス事業に参入する事を決定した。

丸紅によるインドネシアの検査サービス事業は、インドネシアの大手財閥グループであるLippoグループ中核会社の「Lippo Karawaci」と共同で進められる。Lippo Karawaciは、インドネシア最大の民間病院グループである「Siloam」をグループ傘下に有していることから、Siloamがインドネシア全土に保有する総合病院にて医療サービスを提供していく事等を検討していく予定である。

丸紅は、この事業を通じてインドネシアにおけるヘルスケア・メディカル分野の事業基盤を確立し、インドネシアにおける病院事業などへの参入と近隣諸国における同種事業の横展開に取り組んでいく方針である事を表明している。