インドネシアと防衛やインフラ整備で協力
このページの所要時間: 約 0分59秒
在インドネシアの日本大使館は、石井正文大使がリャミザルド国防大臣への表敬訪問とバスキ・ハディムリヨノ公共事業・国民住宅大臣との意見交換をそれぞれ5月30日に実施した事を発表した。
リャミザルド国防大臣への表敬訪問の際に石井大使は、インドネシアと日本の防衛協力は長い歴史を有しており、2018年の国交樹立60周年に向けて協力関係を一層強化させていきたい旨が述べられた。リャミザルド国防大臣からは、教育交流や装備協力を含む防衛協力の強化を期待する旨が述べられた。また両者は、北朝鮮情勢を含む地域情勢について意見交換を実施した。
バスキ・ハディムリヨノ公共事業・国民住宅大臣との意見交換では石井大使は、「パティンバン港アクセス道路事業」「ジャカルタ下水道事業」「テロ対策無償事業」等のインドネシア政府が進めるインフラ整備への協力や政策方針について意見交換を実施した。特に、日本政府が進めている質の高いインフラ整備に向けた協力や財政支援制度等の活用などについても幅広く意見交換を実施した。バスキ大臣からは、いずれの案件も重要であり今後とも日本とよく協力していきたいとの旨が述べられた。