習近平国家主席がインドネシアのジョコ大統領と会談
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中国政府は、「一帯一路」国際協力サミットに参加するために訪中していたインドネシアのジョコ大統領と中国の習近平国家主席が、14日に人民大会堂で会談を実施した事を発表した。
会談で習近平国家主席は、「私が初めて21世紀海上シルクロードの共同構築構想を提起したのはインドネシアでした。ジョコ大統領は、インドネシアを世界の海の支点とする構想を打ち出しています。両国はこの構想を実現するための協力を進めており、実りがある成果を出しています。また、今後も両国は包括的な戦略的パートナーシップの関係を維持するために、ハイレベル交流を維持し、相互的な信頼関係を深めるべきだと私は考えています。中国側は、投資・農業・原子力・金融・薬物対策・テロ対策・情報セキュリティなどの分野における協力を進めるための準備が出来ています。また、中国側はASEAN加盟国との間で関係を深める準備も出来ています。」との旨が述べられた。
ジョコ大統領からは、「インドネシア政府側は、中国政府が掲げる『一帯一路』の構想は、インドネシアと中国の経済協力に大きな機会を与えるものと信じています。両国はこの方針に基づき、協力関係を強化していくべきであると感じています。また、中国とアセアンとの関係構築をインドネシアは支援していく方針です。」との旨が述べられた。