ポッカサッポロのインドネシア工場が稼働

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飲料メーカーの大手ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社は、インドネシアにおいて現地企業と共同で飲料製造工場を設立した事を発表した。

ポッカサッポロのインドネシア展開は、現地法人「PT DIMA INDONESIA(DIMA)」社を販売代理店として、ポッカブランドの茶系飲料や果汁飲料等を販売していた。このインドネシアでは経済成長が続いており、飲料市場における競争力を強化するためには、インドネシア国内において製販一体で事業展開を図る事が必要となっていた。そのため、販売代理店のDIMA社と合弁会社を設立し、現地に飲料製造工場を設立した。

新たに設立した工場「PT.POKKA DIMA INTERNATIONAL」は総工費が約18億円となり、お茶・紅茶・果汁入りドリンクなどを製造する事が可能である。生産能力は、350ml~500mlのペットボトル飲料を年間で500万ケース製造出来る。この工場は3月末に竣工しており、4月末より出荷を開始している。当初は、「ジャスミングリーンティ」「レモンブラックティ」を主力商品とした茶系飲料を中心に製造していく方針である。