インドネシアの学生に日本とASEANの協力関係を説明

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ASEAN日本政府代表支部とインドネシアのジョグジャカルタにある国立大学ガジャマダ大学は、「ASEAN創設50周年にあたっての日ASEAN関係強化」をテーマとした講演会を3月29日に共催した事を発表した。

この講演会には、日本政府側からは須永大使が参加した。インドネシア側からは約100名の学生が参加し、大学の教授や研究生等も講演や質疑応答セッションに参加した。

参加した須永大使からは、日本にとってアセアンは重要な投資先であり日本からASEANへの直接投資の推移や日本企業のASEANへの進出動向が説明され、日本政府が実施している支援に関しても説明された。説明された支援は、「質の高いインフラ投資」の推進をはじめとしたインフラ整備支援、若者を対象とした人的交流プログラム「JENESYS」、ASEAN防災人道支援センター等を通じた防災協力支援、自衛隊やODAによる海洋安全保障協力等が説明された。

参加した大学生たちは、日本大使の講演や質疑応答を通じて、日本とASEANの協力関係に関して深く理解する事が出来た。