カンボジアにスターバックスがオープン

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アメリカのカフェチェーンの大手スターバックスコーヒーは、今年の8月にカンボジア1号店を年内にオープンさせることを発表していたが、12月22日に第1号店がプノンペン国際空港内にオープンした。

スターバックスのカンボジアへの進出は、香港およびベトナムの進出の時と同様に香港外食大手のマキシム・グループと提携して実施している。カンボジアでのフランチャイズ権付与の交渉および工事の遅れなどが発生していたため、年内に間に合わないのではとの見方もあったが、無事に年内にオープンすることとなった。また、他国と比べて1号店オープンのプロモーションが控えめであったために、現地の人々の間での認知度はあまり高くない。

スターバックスでは、今後もカンボジアへの進出は積極的に進めていく方針であるが、首都プノンペン市内に予定している2号店オープン予定日は、来年後半としていることもあり、展開には時間をかけていく見込みである。

カンボジアではカフェ文化が根付いていることもあり、今後の経済成長も見込んで既に海外から多数のカフェチェーンが参入している。今回のスターバックスのオープンにより競争が激化する見込みである。