日本はカンボジアの道路整備を支援
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日本政府はカンボジアのパイリン州サラクラウ郡ストゥン・カイッ地区で舗装されていない道路のうち500mをコンクリート道路へ整備するための支援「パイリン州サラクラウ郡プサー・プロム道路洪水対策計画」を実施することを今年の3月24日に発表していたが、この整備が完成したことに伴い記念式典を実施したことを在カンボジア日本国大使館は発表した。
日本政府はカンボジアの交通インフラが十分に整備されていないため、草の根・人間の安全保障無償資金協力として様々な地区における交通インフラ整備の支援を実施している。ストゥン・カイッ地区における支援は約911万円を投じて実施された。
記念式典には現地住民を中心とした200人以上が参加した。この式典で日本の書記官は「本事業の完成式を行うことができて嬉しく思います。本事業で建設された道路が地域の活性化に役立ち、日本とカンボジアの友好の証として末永く利用していただくことを願います。」と述べた。
カンボジアのコエウト・ソティア州知事は「日本は長期にわたって草の根無償資金協力を通して多岐の分野に貢献しており、カンボジアにおいて支援を継続している日本国民及び政府への感謝の意を表します。今回草の根無償資金協力を通じて地域住民の生活向上がもたらされることを強く望んでいます。」と述べた。