カンボジアはタイからの投資を受けて物流インフラ整備を狙う

このページの所要時間: 054

カンボジア商務省は、海外の投資家達からの投資を誘致するためのセミナー「物流:カンボジアの新成長エンジン(Logistics: Cambodia’s New Growth Engine)」を10月8日にプノンペンで開催したことを発表した。

カンボジアでは、日本や中国などからの投資を呼び掛けているが、カンボジアでは基本インフラが未整備なこともあり、カンボジア政府が要望する規模の投資が十分に行われていない状況である。そのため、近年では隣国のタイの投資家達からの投資を呼び込んでおり、今回のセミナーもタイの投資家を中心として実施された。

開催されたセミナーでは、カンボジア商務省が中心となって進めている投資受け入れ計画の説明がなされ、来年度以降の計画などについても説明が行われた。タイの投資家達に向けては、タイとカンボジアは隣国であり、カンボジアの発展はタイにとっても有益な結果をもたらすことにもなるため、積極的に投資を行うように推奨した。またタイの投資家向けの優遇措置を検討している事も説明が行われた。