日・カンボジア外相会談ーASEAN経済共同体設立に協力

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日本の岸田文雄外務大臣は、カンボジアのハオ・ナムホン・カンボジア副首相兼外務国際協力大臣と日・カンボジア外相会談を7月2日に実施したことを外務省は発表した。カンボジア副首相は、日本で開催される第7回日本・メコン地域諸国首脳会議(第7回日・メコン首脳会議)に参加するため訪日している。

この会談では「二国間関係」「ASEAN共同体構築」「経済関係」「国際社会の平和と安定」などについて話し合われた。
岸田大臣からは、両国の友好条約署名が60周年を迎える今年に、両国間での要人往来が活発に実施されていることに感謝の意を示した。また、本年に設立が予定されたいるASEAN共同体構築の支援を日本が引き続き実施していくことを伝えた。また、日本政府は「質の高いインフラ・パートナーシップ」として、カンボジアのインフラ整備と地域の連結性強化を今後も支援していくことを伝えた。

ハオ・ナムホン副首相兼外務大臣からは、「戦略的パートナーシップ」に格上げされた両国関係の更なる発展のため引き続き協力していく事が伝えられた。また、人材育成や青年交流を含む日本のASEANへの協力を高く評価していることが伝えられた。カンボジアでは日本の支援により「つばさ橋」が4月に開通しており、この橋を地元民達が大変喜んでいることが伝えられた。