カンボジアの子供への支援のため、デビッド・ベッカムが訪問
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カンボジアでは、貧困などの理由により子供達が肉体的・精神的・性的に虐待を受ける事件が多発しており、政府もこれらを防止するための対策を実施しているが、全ての子供達に支援が届いていない状況である。そのため、これらの子供たちを救うために国際連合児童基金UNICEF(ユニセフ)は、ユニセフ親善大使デビッド・ベッカムさんが、カンボジアへ訪問したことを発表した。
ベッカムさんは、ユニセフ親善大使として10年目を迎えることに伴い「デイビッド・ベッカム・ユニセフ基金・7(David Beckham and UNICEF launched 7)」を設立した。この基金では、自身の今までの経歴・影響力などを元に募金を募り、世界の指導者達にも支援を実施するよう働きかけていく方針である。また、この基金の対象はカンボジアのみならず、世界中で暴力を受ける子供達のためにも提供される。
ベッカムさんは「私は暴力を経験している子どもたちを助けるためにカンボジアに来ました。今の世界では、世界のどこかで5分ごとに子供が暴力で死亡しており、この事実は衝撃的です。この様な状況は、止めるべきです。」と語っていた。