日本とカンボジアは都市開発・不動産開発で協議
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日本の国土交通省は、都市開発・不動産開発分野における国際展開の促進に向けて、「日カンボジア都市開発・不動産開発プラットフォーム第1回会合」を2月27日にカンボジアのプノンペンで開催することを発表した。
日本の国土交通省では、ASEAN地域を中心として都市開発・不動産開発に関する諸課題を抱えた国との間で解決策を検討し実施する「官民参加の二国間プラットフォーム」を設立する取り組みを進めている。この取組の第1弾として、カンボジアの国土整備・都市化・建設省との間で、「日カンボジア都市開発・不動産開発プラットフォーム」の設立に関する覚書が2月26日に締結されたことにともない、第1回目となる会合が開催されることとなった。
日本側の参加者は国土交通審議官、在カンボジア日本国大使館、独立行政法人、民間企業等となり、カンボジア側の参加者はチア・ソパラ副首相兼国土整備・都市化・建設省大臣、関係省庁、民間企業等となる。また、オブザーバーとして、アジア開発銀行(ADB)と世界銀行も参加する。予定しているプログラムは、日本の国土交通審議官とカンボジアの副首相兼国土整備・都市化・建設省大臣から基調講演が行われ、日カンボジア双方から「都市計画、不動産開発、住宅整備について」と「インフラ、下水道について」のテーマでそれぞれ説明が行われる。日本からは、独立行政法人都市再生機構と地方共同法人日本下水道事業団が説明する予定である。