カンボジア副首相と日本の外務政務官が夕食会、国政選挙で意見交換

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日本の外務省は、私的に訪日しているカンボジアのハオ・ナムホン副首相が日本の堀井巌外務大臣政務官と夕食をとりつつ意見交換を23日に実施したことを発表した。

堀井巌政務官とハオ・ナムホン副首相は、日本とカンボジアが1953年から外交関係を樹立させてから65周年を迎えた事を踏まえて、日本・カンボジア関係の更なる増進と国際的な会議等における協力に関しての意見交換を実施した。ハオ・ナムホン副首相からは、カンボジア和平時代から今までに至るまでの様々な分野における日本の支援に深い感謝の意が示された。また、現在のカンボジアの内政状況についても話題にあがり、2018年7月に実施される予定である国政選挙が、カンボジア国民の意思を適切に反映したものとすることの重要性に関して話し合われた。

日本政府では、カンボジアで昨年末に最大野党が解散させられたことをうけて、今年の7月に実施される予定である国政選挙が適切に実施されるように、カンボジア政府への呼びかけを強めている。