カンボジアは中国への米輸出を推進する

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カンボジアのスン・チャントール(Sun Chanthol)商務大臣が商務省の幹部職員を率いて8月11日から13日の間に中国の北京に公式訪問を行い、中国の商務長官などと会談を行ったことをカンボジア商務省は発表した。

今回の会談ではカンボジアと中国の貿易を促進するために、植物衛生検疫手続きなどの情報を交換した。また、カンボジアライス連合会事務局と中国最大規模の食品会社の会社をグループに持つ中糧集団有限公司との間で、カンボジア米を2014年8月から2015年4月の間に10万トン輸出するための覚書の締結を行っており、この覚書に関しての確認も行った。カンボジアライス連合会事務局は、今回の輸出をきっかけに世界的にカンボジアの米の認知度を高め、米の輸出を更に図る意図もある。

カンボジアでは米の輸出にて近隣のタイやベトナムに苦戦していることからも、今後も中国に頼る局面が増えそうだ。