日本はカンボジア国道の洪水対策を支援
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日本の外務省は、カンボジアにおける洪水対策を支援するために、約39億円の無償資金協力を実施する事を発表した。
この支援は「洪水多発地域における緊急橋梁架け替え計画」として、39億4,200万円を限度とする無償資金協力が実施される。カンボジアの重要道路である国道11号線と73号線は洪水影響地域であり、仮設橋梁の架け替えとアプローチ道路の整備を行う。この支援が実施される事により、洪水影響地域における安全で円滑で安定的な交通・物流が確保され、対象地域の自然災害に対する脆弱性の軽減も図る。この支援により、安全確保と物流円滑化が進み、カンボジアの産業振興に寄与することが期待される。
この支援に関する交換公文の署名式は、3日にカンボジア王国の首都プノンペンで実施された。日本政府からは堀之内秀久駐カンボジア大使が出席し、カンボジア政府からはプラック・ソコン上級大臣兼外務国際協力大臣が出席し、両者が交換公文の署名を実施した。