ブルネイは外国人観光客の受入を拡大へ
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ブルネイの一次資源・観光省は、ブルネイの観光産業を発展させるために、外国人観光客の受け入れを拡大させるための政策を実施していく事を発表した。
ブルネイは天然ガスや石油などの豊富な天然資源が埋蔵しているため、これらの輸出が国の主産業で輸出のほぼ全てを占めている。そのため国民には所得税などの税金は課されておらず、社会福祉も充実したものが提供されている。しかしながら、天然ガス・石油分野以外の国内産業が発達していないために、食料に関しては大多数を輸入に頼っているため、他産業の育成を行う事が必須の課題となっていた。また、近年の原油価格の下落と不安定化により、主産業であった天然ガスなどの輸出価格が下落したために、早急な対策が急がれていた。そのため、比較的容易に育成する事が可能とされている観光産業に力を注ぐ方針を決定した。
ブルネイの一次資源・観光省の大臣は「ブルネイは外国人観光客を呼び込むために、パッケージツアーなどに関する各種規定を改定していきます。ブルネイに訪れた外国人観光客の人が長期間滞在する事が出来るような企画も立案していきます。近隣諸国においても同様の観光パッケージツアーなどを実施しているため、差別化を行う必要がある事は認識しています。ブルネイでは他国には無い有利な点を多く持っています。空港から町中に移動する際には、ほとんど渋滞が無いため、短時間で移動する事が可能です。町中の空気も綺麗です。工場などによる大気汚染等が発生していないからです。治安も非常に良好です。」との方針を述べた。