韓国の朴大統領とブルネイの国王が会談
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韓国とブルネイは国交30周年を迎えた事に伴い、ブルネイのハサナル・ボルキア国王は韓国に8日から10日までの3日間の公式訪問を実施していることをブルネイ政府は発表した。この訪問中の9日に、ボルキア国王と韓国の朴大統領は会談を実施した。
この会談では、両国の友好な交友関係に感謝するとともに、この関係を維持することに両者は合意した。ブルネイが推進している国家戦略(ブルネイ・ビジョン2035)と韓国の国家戦略(経済革新3カ年計画)は似ていることからも、両者が共同で成長するために経済、産業、国防、防衛産業などにおける協力方法について話し合われた。
韓国の経済革新3カ年計画とは2014年1月に発表した計画であり、潜在成長率4%、雇用率70%、一人当たりの国民所得3万ドル以上を達成することを目標としている計画である。
ブルネイ・ビジョン2035とは、生活水準を世界の上位(10位以内)とし、国民全員が高いレベルの教育を受け、優れた技術を取得し、高い経済成長を行うことを目的としている計画である。
ブルネイと日本の関係は深く、特に天然エネルギー資源の最大輸出国は日本である。この資源が他国に振り向けられる事は、日本のエネルギー事情において影響が出てくるため、韓国とブルネイに関係にも目が離せなさそうである。