ブルネイとマレーシアは海軍の交流を深める
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ブルネイとマレーシアは国境を接しているが両国の関係は友好であり、11月3日に実施した第18回ブルネイ・マレーシア首脳会談においても様々な産業の関係を深めることに同意している。この施策の一環として両政府は両軍の関係を深めるために、マレーシアの首都クアラルンプールのある海軍本部に、ブルネイ海軍の司令官が表敬訪問したことをブルネイ国防省は11月24日に発表した。
この発表によるとブルネイ海軍の司令官は11月23日から26日までの日程でマレーシアへ訪問している。表敬訪問した際には、両軍による共同の軍事演習の実施方法や技術協力の方法について議論が実施された。
ブルネイは好調な石油・天然ガスの輸出で得た利益を元に軍事力の強化を実施しており、9月23日には軍事物資を積極的に輸出を行っているフランスとも会談を行い、軍事機器調達や技術協力に関わる協力を行うことに合意している。ブルネイ軍が定期的に軍事交流を実施している国はマレーシアだけでなくシンガポール・フィリピンなどの国とも実施しており、今後もブルネイの軍事力の強化は進みそうである。