エボラウイルス感染者が発生していないブルネイ

• 24 10月 2014

ブルネイの保健省は、ブルネイではエボラウイルス感染者が発生しておらず安全であるとの声明を10月23日に発表した。この声明では、国民はエボラウイルスが流行している地域への訪問をなるべく避けることと、不用意にエボラウイルスを恐れずにパニックを起こさないよう呼びかけた。

ブルネイでのエボラウイルス対策は、エボラウイルスが流行している地域からブルネイに入国する際には感染の有無の確認が行われる。WHOとも協力体制を構築しており、WHOのガイドラインおよびベストプラクティスに従った検査・治療方法に加えて、感染者が発生した際にも感染を広げないため体制を確立しており、充分な量の薬を備蓄している。策定した検査・治療方法は机上での演習訓練を実施しており、対策の有効性も確認している。

隣国のマレーシアやフィリピンでもエボラウイルス対策は実施されており、ブルネイでも同様の対策が実施されている状況である。