日・ブルネイ外相会談、経済多角化で協力
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日本の外務省は、ブルネイのダトゥ・エルワン・ペヒン・ヨセフ第二外務貿易大臣と河野太郎外務大臣が、日・ブルネイ外相会談を実施した事を発表した。
外相会談で河野外相は、自身が今年の2月11日にブルネイに訪問した際にエルワン大臣からおもてなしを受けた事に感謝の意を述べたうえで、この時の訪問により日本とブルネイの関係の重要性を力強く発信できたとの旨を述べた。エルワン大臣からは、今後も様々な機会に外相同士で意見交換を実施し、良好な二国間関係をさらに活発化させたいとの旨が述べられた。また両大臣は、ブルネイ政府が推し進めている自国内の経済多角化などの分野では、今後も引き続き協力を進めていく事で合意した。
南シナ海問題や北朝鮮問題などの地域情勢に関しても意見交換が実施された。北朝鮮問題に関しては、両大臣は6月12日にシンガポールで実施された米朝首脳会談の結果を踏まえて、北朝鮮の具体的行動を引き出す必要があるとの認識で一致した。