ブルネイ国王と中国の習近平国家主席が会談
このページの所要時間: 約 1分10秒
中国政府は、ブルネイ政府と中国政府は両国間における関係を深化させるため、ブルネイのハサナル・ボルキア国王と中国の習近平国家主席が13日に会談を実施した事を発表した。
習近平国家主席は会談で、「中国政府は中国とアセアン間における関係強化にブルネイが協力している事を評価しており、海を渡った先の隣人であるブルネイとは長年にわたる戦略的な協力関係を維持出来ています。今年は中国とブルネイ間における国交樹立25周年である事から、様々な分野におけるより緊密な協力関係を構築していく準備が出来ています。今後も両国はハイレベル交流を維持していき、政治的な相互信頼も深めていき、お互いの利益に繋がる協力を進めていくべきです。南シナ海問題に関しては、中国はブルネイと協力して南シナ海を平和とするための協力を進めていきたいと考えています。」との旨が述べられた。
ブルネイのハサナル・ボルキア国王は「ブルネイ政府は中国政府の一帯一路等の政策を支持します。ブルネイへの中国企業による投資を歓迎します。ブルネイ政府としても、中国政府との高レベルの交流を維持していき、文化交流も拡大し、協力して南シナ海の平和と安定を守りつつ、ASEANと中国の関係を強化する準備ができています。」との旨が述べられた。
両首脳は、一帯一路・インフラ整備・ヘルス分野等に関する協力文書の調印に立ち会った。