ASEAN加盟国から日本の経済・貿易・投資を学ぶため学生が来日

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日本の外務省は、ASEAN加盟国と東ティモール・インドの合計12カ国の大学生等が、日本の経済・貿易・投資などを学ぶために来日する事を発表した。

今回の来日プログラムは、JENESYS2016の一環として、2月28日から3月7日までの日程で実施される。東南アジア諸国連合に加盟している10カ国(シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、フィリピン、ラオス、カンボジア、ブルネイ)と東ティモール・インドの国から、合計で約260人が来日する。

来日した一団は、東京で来日オリエンテーションと日本理解講義を受講した後に、東北・関西・九州・関東を訪問するチームに分かれて行動する。

インド・フィリピン・カンボジア・タイの学生達は東北地方を訪問する。一団は秋田県に移動し、地方自治体への表敬訪問と地域概要講義を受講した後に、東北電力の能代火力発電所や風の松原風力発電所の企業視察を実施する。その後は、東南アジアに拠点を持つ企業(日本SMT・北都銀行・ダイナミックサニート)からのプレゼンテーションを受講する。

マレーシア・東ティモール・ミャンマー・ラオスの学生達は関西地方を訪問する。一団は滋賀県に移動し、グリーンツーリズムやホームビジットの体験を行う。その後は、近畿運輸局観光部や奈良県観光局観光プロモーション課で経済関連講義を受講する。また、大阪城・東大寺・興福寺・清水寺などの視察も実施する。

インドネシアの学生達は九州地方を訪問する。一団は熊本県に移動し、九州看護福祉大学・崇城大学・熊本大学との学校交流を実施する。熊本機能病院・蓮華院誕生寺・熊本城・城彩苑などへの視察も実施する。また、地域住民との交流会として、農業体験・特産品ヤーコン・きくいも掘り等も実施する。

ブルネイ・シンガポール・ベトナムの学生達は関東地方を訪問する。一団は千葉県に移動し、シルバーマンション サンラポール南房総・鴨川市地域包括支援センター・介護保健福祉施設「たいよう」・亀田総合病院等への視察を実施する。