日本はサイバー犯罪対策をアセアンと協力へ
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日本政府は、ASEAN加盟国との間でサイバー犯罪対策を共同で実施するための対話「第2回日・ASEANサイバー犯罪対策対話」をマレーシアのクアラルンプールで3月1日・2日に開催する。
日本政府とASEAN加盟国は、2013年12月に開催した「日・ASEAN特別首脳会議」において、サイバー犯罪に関して協力する事に合意していた。この合意に基づき両者は協力方法などを協議しており、「日・ASEANサイバー犯罪対策対話(The ASEAN-Japan Cybercrime Dialogue)」を2014年5月にシンガポールで第一回目の対策対話を開催していた。一回目の対話では、サイバー犯罪対策の現状を確認し、日本政府が実施している支援(日・ASEAN統合基金)等に関しての紹介などを実施していた。
今回開催する対話では、日本政府とアセアン加盟国はブダペスト条約(サイバー犯罪防止条約)の重要性を確認し、サイバー犯罪対策・情勢に関する情報交換を促進するための議論を実施する。また、サイバー犯罪対策に関する能力構築支援などの具体的活動の方向性などに関しても議論を実施する予定。