静岡に在住する外国人の数は、ブラジル・フィリピン・中国の順に
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静岡県は、県内に在住する外国人の数を集計した結果、1位がブラジル、2位がフィリピン、3位が中国、4位が韓国・朝鮮、5位がベトナムであった事を発表した。この数は、住民基本台帳法に基づく外国人の人口となる。
静岡県は市町の協力を得たうえで、昨年の12月末時点での住民基本台帳法に基づく外国人の人口を集計した。その結果、1位にブラジルの24,864人、2位にフィリピンの14,371人、3位に中国の11,174人、4位に韓国又は朝鮮の5,217人、5位にベトナムの4,927人となった。静岡県に滞在する外国人のうち、約3人に1人はブラジル人となる。
多くの外国人が在住している市は、1位が浜松市の21,660人、2位が静岡市の8,433人、3位が磐田市の6,478人、4位が富士市の4,784人、5位が掛川市の3,719人となる。いずれの市も昨年から増加している。
外国人の市町別人口の人口比率では、1位が菊川市の5.87%、2位が湖西市の4.23%、3位が袋井市の4.13%、4位が磐田市の3.80%、5位が吉田町の3.71%となる。なお、県全体の比率では、2.04%となる。菊川市では20人に1人が外国人、静岡県全体では50人に1人が外国人という事になる。
これらの外国人の数は、住民基本台帳法に基づく外国の人の人数であり、適法に3か月を超えて在留する外国人であって住所を有する者(中長期在留者・特別永住者など)が対象者となっている。そのため、観光目的等の短期滞在者や不法滞在者等の数は含まれていない。