日本ASEANクルーズ観光振興セミナーが開催

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日本の国土交通省は、クルーズを通じたアセアン地域からの訪日旅行者の増加を図るための施策のひとつとして、シンガポールとタイで「日本ASEANクルーズ観光振興セミナー」を開催した事を発表した。

国土交通省の海事局では、訪日外国人旅行者数を2020年までに4000万人にする取組みの施策の一つとして、クルーズを通じたASEANからの訪日旅行者の増加を図っている。2014年に開催された「日ASEAN交通大臣会合」では、「日ASEANクルーズ振興戦略」の取り組みが承認されており、この承認に基づくセミナー実施として、今回のセミナーが開催される事となった。

1月18日にタイの首都バンコクのジャスミンシティホテルで旅行代理店等の約30人に対して、1月20日にシンガポールのマリーナベイサンズでASEAN地域の旅行代理店等の約140人に対して、それぞれ「日本ASEANクルーズ観光振興セミナー」を開催した。このセミナーでは、ASEAN地域の旅行代理店等に対して内航フェリーも含めた日本発着クルーズ商品の特色等を紹介しプロモーションを実施した。参加者達からは、日本発着クルーズに対する関心が示された。そのため、今後もアセアン地域におけるにおけるセミナー開催を継続していく方針である。