ASEAN内での政府の清潔さではシンガポールがトップ

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世界各国の政府や公務員などの汚職や腐敗に対して調査などを実施している国際的な非政府組織であるトランスペアレンシー・インターナショナルは、2016年度版の「腐敗認識指数(Corruption Perceptions Index)」を発表した。

トランスペアレンシー・インターナショナルは、1993年にドイツで非営利団体として発足された団体である。1995年から腐敗認識指数(CPI)を毎年発表しており、腐敗に関連する各種報告書も発表している。この腐敗認識指数のランキングは、世界銀行や国際機関等が発表している報告書や各国の調査機関が発表したレポートなどを参考として作成されている。

ASEAN加盟国内における順位としては、シンガポールがトップとなり、カンボジアが最下位となった。軍事クーデターが発生し民主化が遅れているタイでは、順位が大きく下がっている。日本は昨年から順位を2つ下げた20位となっており、シンガポールからは大きく離されている。日本では省庁などから民間企業への天下りが行われており、これに伴う随意契約などの発注が行われているため、国際的にはこの手法が実質的な収賄罪に相当すると判断されているために順位を落としている。

【ASEAN加盟国の順位】
7:シンガポール
41:ブルネイ
56:マレーシア
90:インドネシア
101:フィリピン
101:タイ
113:ベトナム
123:ラオス
136:ミャンマー
156:カンボジア

【その他の順位】
1:デンマーク
1:ニュージーランド
3:フィンランド
4:スウェーデン
5:スイス
6:ノルウェー
7:シンガポール
8:オランダ
9:カナダ
10:ドイツ
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18:アメリカ
20:日本
31:台湾
52:韓国
79:中国