日本の航空自衛隊の航空幕僚長がインド訪問、対中で防衛協力強化へ
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日本の航空自衛隊は、日本の航空幕僚長がインド空軍参謀長からの招待を受けて、18日から21日の日程でインドに訪問した事を発表した。
インドに訪問した航空幕僚長は、インド空軍の参謀長であるラハ大将・陸海軍副参謀長・インド国防次官との会談を実施し、部隊への訪問などを実施した。インド空軍参謀長との会談においては、地域情勢・防衛政策・防衛協力・交流などの幅広い分野における意見交換を実施した。また、インド空軍第32航空団等への部隊訪問を実施することで、航空自衛隊とインド空軍は相互理解を深化させ信頼関係を強化した。日本の航空自衛隊は、今後も様々な機会を通じて日本とインドの空軍の関係強化を図っていく方針である事を表明している。
日本政府は、東シナ海・南シナ海で強硬的な開発を進める中国政府に対抗するために、インド政府との防衛協力を進めている。南シナ海の領有権問題で中国政府と争うベトナム政府もインド政府との防衛協力を進めており、このベトナム政府も日本政府との防衛協力を進めている。インド政府も日本を同志国として捉えていることからも、今後もこの3か国による防衛協力が進められていく見込みである。