第11回日ASEAN情報通信大臣会合が開催
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日本の総務省は、ブルネイの首都バンダルスリブガワンで第11回日ASEAN情報通信大臣会合を11月25日に開催した事を発表した。
日本政府はアセアン加盟国(ブルネイ・カンボジア・インドネシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・フィリピン・シンガポール・タイ・ベトナム)との間で情報通信分野における協力を進めるために、「日ASEAN情報通信大臣会合」を定期的に開催しており、今回が11回目の会合となる。
今回の会合には、日本政府からはあかま総務副大臣が参加し、ASEAN側からは通信情報を担当する省庁から大臣・副大臣が参加した。会合では、1年間における双方の協力施策を評価し、意見交換を実施した。日本政府とアセアンとの間でのサイバーセキュリティ分野での人材育成協力の強化を目指すプロジェクト「日ASEANサイバーセキュリティ協力ハブ」に関しては、この取組の第一段階を開始する事で参加国は合意した。また、来年の連携施策や協力などに関する事も取りまとめた。
あかま総務副大臣は、この会議に参加したインドネシア・カンボジア・フィリピン・韓国との間においては個別に二国間会談も実施しており、ICT分野における連携施策などに関する意見交換を実施した。総務省は、今後もASEANとの連携強化に取り組んでいく方針である事を表明している。