アセアン各地の若者などが平和構築交流として広島や長崎へ訪問

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日本の外務省は、ASEAN各国と東ティモール・インドの平和構築分野に関心を有する大学生等約120名を11月8日から15日までの日程で招へいするプログラムを実施する事を発表した。

来日するアセアン各国(カンボジア,シンガポール,ラオス,ミャンマー,フィリピン,タイ,ベトナム,マレーシア,インドネシア,ブルネイ)・東ティモール・インドの若者からなる一団は、6日から8日の間にそれぞれ到着し、東京で日本理解講義を聴講した後に、江戸東京博物館や浅草寺等への視察を行う。その後は、広島へ訪問するグループと長崎に訪問するグループに分かれる。広島へ訪問するグループは、原爆ドーム・平和記念公園・平和記念資料館・県立広島大学・広島工業大学・安田女子大学・宮島・厳島神社などへ訪問し、被爆者による講話を聴講し、書道や杓子づくり等の日本文化を体験する。長崎に訪問するグループは、大村市・おおむら夢ファームシュシュ・長崎原爆資料館・長崎大学などへ訪問し、被爆者による講話を聴講し、大村寿司作り・折り紙・茶道などの日本文化を体験する。両グループともにワークショップ・ホームステイ・報告会などを実施した後に、帰国する。

今回の招へいプログラムは、JENESYS2016プロジェクトの一環として実施されるものである。今回の事業の実施は、一般財団法人の日本国際協力センターが担当する。