南シナ海問題で中央アフリカ・マダガスカル・ギニアビサウ・アンゴラ・リベリアが中国支持
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中国外務省は、南シナ海問題で中央アフリカ・マダガスカル・ギニアビサウ・アンゴラ・リベリアが中国政府の立場を支持する事となったと発表した。
中国政府はフィリピン政府と南シナ海問題を争っており、自国の正当性を証明するために、ASEAN周辺地域のみならずアフリカ地域などからの支持を取り付ける活動を活発化させている。特にアフリカ地域においては、従来から中国政府の支援を受けていることもあり、中国政府の意向通りに中国政府を支持する旨の声明を相次いで発表している。
中国外務省で7月8日に実施された定例記者会見の際に報道官が記者からの質問に答える形で「南シナ海の領有権問題で中国政府を支持する国のリストに中央アフリカ・マダガスカル・ギニアビサウ・アンゴラ・リベリアが追加されることとなりました。30カ国以上のアフリカ諸国が中国政府を支持する旨を表明しており、これらの表明により中国政府の正当性が証明されることとなります。国際社会は中国政府が正しいと判断しているため、仲裁裁判所がどの様な裁定を下そうとも、国民達は仲裁裁判所の裁定を受け入れる事はありません。」との旨の見解を述べた。