海上自衛隊はASEAN加盟国などと作戦計画作成の演習実施

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海上自衛隊は、米海軍主催により日本国内で開催される教育プログラム「APNIC」を支援する事を発表した。このプログラムにはASEAN加盟国の一部が参加している。

この教育プログラム「APNIC(Asia-Pacific NPP(Navy Planning Process)International Course)」は、アメリカ海軍がアジア太平洋地域における関係国海軍士官を対象として実施する海軍作戦計画作成手順(NPP)に関するものである。海上自衛隊は、この教育プログラムを支援する事が、アジア・太平洋地域における大規模災害等の事態に多国間で共同対処する際の円滑な計画立案に寄与するものと判断したことから、支援を行う事を決定した。

参加国は、ASEAN加盟国からはフィリピン、シンガポール、ベトナムの三カ国が参加し、他にオーストラリア、バングラデシュ、インド、日本、ニュージーランド、韓国、アメリカが参加し、合計で10カ国が参加する事となる。それぞれの国からは海軍士官等が派遣され、海上自衛隊幹部学校において開催される。

予定されているスケジュールでは6月20日から7月1日までの期間実施される。開講式を実施した後に20日から24日まで講義が行われ、27日から7月1日まで計画作成実習を行い、修講式を行った後に終了となる。