海上自衛隊がインドネシアで日米豪共同訓練
このページの所要時間: 約 0分53秒
日本の海上自衛隊は、4月17日から19日の日程で、インドネシアのパダンからボルネオ(カリマンタン)島西部に至る海空域において、日米豪共同海外巡航訓練を実施したことを発表した。
今回の訓練は、海上自衛隊の戦術技量の向上と米豪海軍との連携強化を目的としたものであり、各種戦術訓練などを実施した。参加した部隊は、ヘリコプター搭載型護衛艦「いせ」となり、人員数は約360名となる。アメリカ政府は、中国政府が南シナ海で人工島の建設とミサイル発射装置などの軍事施設の建設を進めている事に大きな懸念を頂いているために、この海域における同盟国間の軍事協力を進めている。
護衛艦「いせ」は、4月12日から16日の日程で開催されていた、インドネシア海軍主催多国間共同訓練「コモド2016」とインドネシア海軍国際観艦式にも参加していた。観艦式の関連イベントとして実施されたシティパレードにも参加し、ベトナム海軍との記念撮影を行うなどの交流を行い、インドネシアをはじめとする参加国との友好親善を図っていた。