日本はASEANとの人的交流を進める

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日本の外務省は、日本の人々がアジアの人々と共に平和的に歩んでいくために、ASEAN共同体支援の一環として実施している日本とASEAN諸国との人的交流を、今後は更に進めていく事を発表した。

日本政府は、ASEAN加盟国を含むアジア地域において強固な土台を構築するために、安倍総理が2007年に開催された第2回東アジア首脳会議(EAS)で表明した「21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYS programme)」などに基づき、様々な分野(政治・科学技術・歴史・スポーツ・文化芸術・社会など)において、大規模な青少年の交流を推進するプログラムを実施してきた。具体的に招へいおよび派遣した人数は、2007年から2011年の間に約14,200人、2012年は約2,600人、2013年から2014年の間に約10,700人、2015年は約1,900人となる。2016年3月には、これらのプログラムに参加した人数が合計で約3万人を超える見込みである。

日本政府の今後の人的交流の方向性は、経済分野を中心としてた交流行事などを通じて、日本の経済政策に関する理解促進を図りアセアン地域において将来を担う青少年と更なる交流を促進していく方針である。