日本の高品質入れ歯をアセアン地域に
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日本の「高品質入れ歯」がアジア地域に提供されることとなった。入れ歯の特殊加工、ケア用品の企画・製造・販売および歯科医院グループ運営などを行う株式会社バイテック・グローバル・ジャパン(BGJ)が、インドネシアとベトナムの現地大手技工所と提携のうえで実施することを、12月3日に発表した。
BGJでは、昨年よりグローバル戦略の一環として、入れ歯の軟質裏装加工サービス「コンフォート」および、入れ歯ケア用品のASEAN諸国での展開を推進していた。この展開を更に推進させるため、今回の提携が実施されることとなった。
なお、「コンフォート」とは、日本国内で7,819件の歯科医院、12校の大学病院を通して提供されている入れ歯の軟質裏装加工サービス(自由診療)であり、入れ歯で多くの人が抱える、痛みや噛めない、外れやすいといった問題を「コンフォート」は解消している。
今回の提携内容は、「コンフォート」の製造・販売ライセンスを、インドネシア、ベトナムの現地企業へ付与する。これにより、ベトナムおよびインドネシアにおける高品質入れ歯市場を拡大することを狙う。BGJが今までに培ってきた、日本の高品質な入れ歯加工技術のノウハウと、現地の大手技工所が持つそれぞれの国における成功ノウハウを組み合わせる。
BGJの現状の海外展開は、ベトナム、インドネシア以外の、韓国、中国、ミャンマー、ニュージーランドの4ヶ国で事業準備を進めている。BGJでは、今後も今回と同様に海外企業との提携を推進して、日本の高品質入れ歯の海外市場開拓を促進して、海外各国での入れ歯で悩む人々の解決に向け進めていく方針であることを表明している。