ラオスとカンボジアは安保法案成立を支持
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日本の中根外務大臣政務官は10月1日から3日の日程でラオスおよびカンボジアへ訪問を行った事を外務省は発表した。この訪問の際に両国の首脳部から、日本の安保法案が成立した事に対して支持する旨が表明された。
ラオスへの訪問の際には、1日に首都のビエンチャンで、ラオスのソムサワート副首相、カンパオ外務副大臣、ブンクート司法大臣との会談を実施し、2日にはビエンチャン高校の日本語クラス視察を実施した。外務副大臣との会談では、地域情勢につき意見交換を行った際に外務副大臣から、日本の積極的平和主義を支持し新たな法制の下で地域や世界の平和の確保に向けて自衛隊の一層の活躍に期待する旨の発言がされた。
カンボジアへの訪問の際には、2日にプノンペンでフン・セン首相、ソー・ケン副首相兼内務大臣、ロン・ビサロ外務国際協力省長官への表敬訪問および会談を実施した。3日にはシアン・ナム国民議会議員およびキム・ブンソン・シェムリアップ州知事との昼食会などを実施した。中根外務大臣政務官がフン・セン首相へ、「平和安保法制」に基づき世界の平和と繁栄にこれまで以上に貢献していく旨を伝えたところ、首相からは日本の平和への貢献について改めて支持が表明された。