みずほ銀行はアセアンの株式等を運用する米運用会社と資本提携

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株式会社みずほフィナンシャルグループおよび株式会社みずほ銀行は、ASEAN地域を含むアジア地域の株式に特化した投資信託の運用を行っている「マシューズ・インターナショナル・キャピタルマネジメント(Matthews Asia)」と、アセットマネジメントビジネスにおける戦略的な資本・業務提携を行うことに合意したことを9月30日に発表した。この合意により、みずほグループ各社において、今後はマシューズ社が扱う投資信託を販売していく。

今回の提携は、みずほ銀行の重点事業分野であるアセットマネジメントビジネスにおける顧客ニーズへの対応力を強化し、みずほのグローバル運用プラットフォームの拡充を目指すために実施された提携である。この提携により、両社は日本国内のアジア運用プロダクツの市場拡大に向け協業し、アジア全域をカバーする優良なプロダクツを獲得することで、一層のプロダクツラインナップおよび販売機会の拡大を目指していく。

また、資本提携の一環として、みずほ銀行がマシューズ社の約16%の持分を取得し、みずほ銀行からマシューズ社へ取締役1名を指名・派遣する。

【マシューズ・インターナショナル・キャピタルマネジメントの概要】
社名(英語表記):Matthews International Capital Management LLC
設立:1991年
本社所在地:サンフランシスコ
従業員数:142名
運用資産額:約262億ドル
(2015年8月31日時点)