河野外相がパラオ訪問、大統領への表敬と戦没者碑で献花等

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河野太郎外務大臣はパラオ共和国に訪問し、レメンゲサウ大統領への表敬とファウスティナ・K・ルウール・マルグ国務大臣との日・パラオ外相会談を実施した。

河野外相は、最大都市のコロールに到着後、ペリリュー島西太平洋戦没者の碑での献花、ペリリュー島の米軍慰霊碑への献花、パラオ柔道連盟への外務大臣表彰、日本が支援したパラオ国際サンゴ礁センターの視察、日本の海上保安庁モバイルコーポレーションチームによるパラオの海上法執行機関への訓練の視察、などを実施した。政府高官との会談に関しては、大統領への表敬と、国務大臣との外相会談を実施した。

ファウスティナ国務大臣との外相会談では、河野大臣からは、日本は『自由で開かれたインド太平洋』に向けて太平洋島嶼国へのコミットメントを強化する方針を決定し、今後は海洋・連結性・気候変動対策・防災の分野を中心として新たな取組を進めていくとの旨などを述べた。マルグ大臣からは、今までの日本からの支援に対する謝意が表明されるとともに、二国間関係を更に強化したいとの旨を述べた。