日本の特派大使はミクロネシア大統領の就任式に出席
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日本・ミクロネシア連邦友好議員連盟会長であり日本・太平洋島嶼国友好議員連盟会長でもある古屋圭司衆議院議員は、ディビッド・W・パニュエロ大統領の就任式に出席することなどを目的として、7月27日から29日までの日程でミクロネシア連邦を訪問した。
ミクロネシア連邦に訪問した古屋特派大使は、就任式の前にパニュエロ大統領への表敬方訪問を実施した。古屋議員は、パニュエロ大統領の就任に祝意を述べるとともに安倍総理大臣からの親書を手交し、日・ミクロネシア連邦関係を一層強化し医療分野での支援を始めとするミクロネシア連邦の強靱かつ持続可能な発展を支援していく旨を述べた。パニュエロ大統領からは、ODAを始めとする日本の今までの支援に対する感謝の意が述べられた。また、双方は人的交流・経済協力・漁業などに関する二国間協力についても意見交換を実施した。
日本政府では、ミクロネシアの保安能力を向上させるために「経済社会開発計画」として5億円の無償資金協力を実施している。この支援では、ミクロネシア政府に対して空港・港湾・郵便局に設置する荷貨物用X線検査装置や人物用スクリーニングシステムなどの保安検査関連機材の供与を行うものである。