日本とASEANは空軍間で防衛交流

• 3 7月 2019

防衛省・自衛隊は、第１回プロフェッショナル・エアマンシップ・プログラムを7月8日から11日にかけて実施することを発表した。

防衛省・自衛隊は、「自由で開かれたインド太平洋」の維持・強化のために、日ＡＳＥＡＮ防衛協力の指針「ビエンチャン・ビジョン」に基づく幅広い分野における支援を実施している。この支援の一環として、「第１回プロフェッショナル・エアマンシップ・プログラム」が実施されることとなった。なおこのプログラムは、昨年10月の日本とアセアンとの防衛担当大臣会合において、岩屋防衛大臣から計画を発表したものである。

「第１回プロフェッショナル・エアマンシップ・プログラム」は、アセアン全加盟国及びＡＳＥＡＮ事務局から佐官級の参加者を招へいし、航空分野の安全保障や国際航空法に関するシンポジウム、航空自衛隊部隊視察などを実施することを通じて、日ＡＳＥＡＮ空軍種間での信頼醸成や国際法に係る共通認識の促進を図り、地域の安定に寄与することを目的としている。これらの行事が実施される場所は、防衛省・航空自衛隊入間基地・美保基地などとなる。