文部科学省はASEAN+3高等教育に関しての活動を報告

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文部科学省は、ASEAN+3高等教育の流動性・質保証に関するワーキング・グループで、将来の「アジア高等教育圏」の構築に向けて、日本政府が活動している実績を発表した。

日本政府では、2012年7月にインドネシアで開催された第1回ASEAN+3教育大臣会合の際に、高等教育の流動性と質保証のワーキング・グループの設置を提案していた。この提案を元として、2013年9月に第1回目となるワーキング・グループが東京で開催されており、その後も定期的に開催されている。

1回目となるワーキング・グループは、シンガポール・タイ・ブルネイ・インドネシア・ラオス・マレーシア・フィリピン・ベトナム・カンボジア・中国・韓国・日本が参加した。この会合では、ワーキング・グループの将来の方向性について話し合われるとともに、「ASEAN域内の国際的連携の取組」「ASEAN諸国における取組」「『+3』各国(日本・中国・韓国)における取組」として情報共有が行われた。

直近で開催された第6回目となるワーキング・グループでは、「学生交流と流動性に関するガイドライン」に関して学生交流数や大学間交流協定数等の調査結果を各国が発表し、「留学生の学修履歴のための成績証明書及び補足資料に関するガイドライン」に関して2018年に各国の大学で実施したトライアルの結果に関して各国が発表を行っていた。