自衛隊は東ティモールの車両整備を支援
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日本の防衛省・自衛隊は、平成31年の能力構築支援事業として、東ティモールにおける車両整備の支援を実施したことを発表した。
日本の防衛省では、自国が有する能力を活用し他国の能力の構築を支援する能力構築支援を、東南アジア諸国をはじめとする国々にたいして実施している。この能力構築支援では、人道支援・災害救援、地雷・不発弾処理、防衛医学、海上安全保障、国連平和維持活動などの分野における支援を実施しており、今回は東ティモールにたいして車両整備の支援が実施されることとなった。
この支援は、2月18日から22日にかけて陸上自衛隊武器学校で実施されたものである。支援対象は、東ティモール国防軍後方支援隊基幹要員などの5人となる。この支援では、支援対象者を招へいして、陸上自衛隊武器学校において車両整備管理等に関する研修を実施した。研修では、今までの年間の陸上自衛隊による車両整備教育を踏まえて、業務効率のさらなる向上に寄与する部品の補給周期の検討方法等を実習した。