ニューギニア等での戦没者御遺骨を納骨、眞子内親王殿下が御臨席

• 21 5月 2019

日本の厚生労働省は、ロシアや東部ニューギニア等で収容した戦没者の御遺骨を千鳥ヶ淵戦没者墓苑に納骨することにともない、千鳥ヶ淵戦没者墓苑拝礼式を5月27日に開催することを発表した。

今回開催される式典では、眞子内親王殿下の御臨席を仰ぎ、政府の遺骨収集事業によりロシアや東部ニューギニア等で収容した戦没者の御遺骨のうち、御遺族に引き渡すことができない925柱がこの墓苑に納骨される。なお納骨数は、既に納骨された御遺骨と合わせると37万69柱となる。

開催される式の次第は、「開式」「国歌斉唱」「式辞：厚生労働大臣」「納骨：厚生労働大臣」「拝礼」「献花」「閉式」となる。拝礼の際には、眞子内親王殿下が御拝礼になり参列者一同が同時に拝礼を行う。献花の際には、皇宮警察音楽隊が奏楽し、曲目は「慰霊の曲」「悲しみ越えて」「慰安する」となる。献花するのは、内閣総理大臣、遺族代表、関係国駐日大使、衆議院議長、参議院議長、衆議院厚生労働委員長、参議院厚生労働委員長、外務大臣、環境大臣、防衛大臣、各政党代表、各関係団体代表、厚生労働大臣となる予定である。