戦没者遺骨収集の推進と周知のため検討会議を開催

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日本の厚生労働省は、「第1回戦没者の遺骨収集の推進に関する検討会議」を5月23日に開催することを発表した。

日本政府では、「戦没者の遺骨収集の推進に関する法律」に基づいて、平成28年度から36年度を遺骨収集の集中実施期間と定め、戦没者の遺骨収集を実施している。この活動の一環として、戦没者の遺骨収集に関して、関係者の合意形成を改めて図るとともに、広く国民の理解を得るため、有識者・遺族・遺骨収集の担い手や専門家からなる公開の標記会議を開催することを決定した。

開催される会議には、JYMA日本青年遺骨収集団理事長、信州大学医学部法医学教室教授、日本遺族会専務理事、作家、日本人類学会会長・国立科学博物館副館長、防衛医大医学教育部医学科助教、日本戦没者遺骨収集推進協会専務理事、防衛大学校名誉教授・国際日本文化研究センター名誉教授、昭和館館長、帝京大学学修・研究支援センター准教授、岡山県遺族連盟理事・岡山県笠岡市遺族会会長、平和祈念展示資料館名誉館長・立正大学法学部名誉教授、東海大学医学部客員教授が参加する予定である。開催される会議のもとで、法医学鑑定の専門家を参集し、ワーキンググループも開催する。