海上自衛隊はインド太平洋方面派遣訓練でアセアン各国に訪問
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海上自衛隊の海上幕僚監部は、平成31年度インド太平洋方面派遣訓練を4月30日から7月10日の日程で実施し、ASEAN各国に訪問する予定であることを発表した。
今回実施する訓練の目的は、インド太平洋地域の各国海軍等との共同訓練等を実施し、海上自衛隊の戦術技量の向上を図るとともに、各国海軍等との連携強化を図り、本訓練を通じて地域の平和と安定への寄与を図るとともに、各国との相互理解の増進及び信頼関係の強化を図るものとしている。
派遣される部隊は、第1護衛隊群司令の海将補が指揮官を務める護衛艦「いずも」護衛艦「むらさめ」と搭載航空機4機となる。派遣される人員は 約590名となる。訪問する予定の国は、ブルネイ・ダルサラーム国、マレーシア、フィリピン共和国、シンガポール共和国、ベトナム社会主義共和国となる。予定している訓練は、各種戦術訓練等となる。また、派遣される部隊は、シンガポール(チャンギ港周辺)で実施されるADMMプラス海洋安全保障実動訓練と国際海洋防衛装備展示会(IMDEX)Asia2019に参加する。