経済産業省とJETROは高度外国人材活躍推進を支援

このページの所要時間: 19

日本の経済産業省と独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)は、高度外国人材の中堅・中小企業での活躍を応援するため、高度外国人材採用・定着に関する相談受付(伴走型支援)を開始することを発表した。

経済産業省とJETROでは、高度外国人材の日本での活躍推進に向けて、関係省庁と連携して留学生を含む高度外国人材と受け入れ側の企業双方にわかりやすい施策の情報発信やワンストップサービスを行う「高度外国人材活躍推進プラットフォーム」を平成30年12月に立ち上げ、このプラットフォームのポータルサイト「高度外国人材活躍推進ポータル」を通じた施策・イベント等の情報提供を開始している。このプラットフォームの新たな取組として、4月から中堅・中小企業に対して採用に関しての手続きや課題解決、高度外国人材が活躍するための就労環境整備、採用後の安定的な定着までを継続して支援する「伴走型支援」を開始することを決定した。

「伴走型支援」は、コーディネーターにより実施される。支援を希望する企業は、JETROに申し込み、審査通過・採択された企業はコーディネーターから継続的なアドバイスを受けながら高度外国人材の採用や育成・定着などの必要なサポートを受けることが可能となる。支援対象は、高度外国人材の採用・育成・定着を通じた海外ビジネスの拡大をめざす中堅・中小企業となる。