安全保障課題で意見交換、ASEAN・日中韓等のフォ-ラム
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日本の防衛省・自衛隊は、アジア太平洋地域の防衛当局関係者を招へいして、「第23回東京ディフェンス・フォ-ラム」を3月11日から14日にかけて日本のホテル椿山荘東京で開催することを発表した。
日本の防衛省では、平成8年からアジア太平洋地域の防衛当局間の会合として「東京ディフェンス・フォ-ラム(TDF)」を毎年度開催している。この国際会議では、防衛政策局次長が議長を務め、参加国の国防省や関係国際機関の局長・将官レベルの幹部の参加を得て、各国間の相互理解・透明性の向上のため国防政策等に関する意見交換を実施している。
今回のフォーラムの議題は、『インド太平洋地域における安全保障課題』と『変動する安全保障課題と展望』であり、多様な安全保障課題に関して各国間の認識の共有を図るとともに、国防当局間の協力の在り方について率直な意見交換を行う予定である。参加する国・機関は、ASEAN加盟国のミャンマー・インドネシア・フィリピン・ブルネイ・タイ・ラオス・マレーシア・シンガポール・カンボジア・ベトナムと、オーストラリア・カナダ・フィジー・中国・韓国・英国・米国・日本などが参加する予定である。予定しているスケジュールは、11日は二国間会談等が随時実施され、12日は政務官挨拶と本会合、13日には本会合、14日は部隊・文化研修などが実施される予定である。