長野県に在住する外国人は35493人、県総人口の1.69%

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長野県は、県内に在住する外国人の数を調査した結果、昨年末時点では35,493人となり、県総人口の1.69%となっていることを発表した。

長野県では、県内に在住する外国人の状況を把握し、多文化共生施策を推進する上での参考とするため、毎年12月末時点における市町村の住民基本台帳上の外国人住民数を集計しており、この調査結果を発表した。

国籍別では、中国9150人、ブラジル5104人、フィリピン4612人、韓国又は北朝鮮3690人、ベトナム3651人、タイ2331人、インドネシア1070人、台湾870人、オーストラリア627人、アメリカ602人となる。中国が全体の約1/4を占めている。

外国人が多く在住している市町村は、上田市4111人、松本市3961人、長野市3799人、飯田市2282人、伊那市1752人、安曇野市1285人、諏訪市1279人、塩尻市1226人、佐久市1181人、白馬村971人となる。なお白馬村に住民数は9447人であり、住民の約10人に1人が外国人ということになる。

在留資格別の国は、『永住者』は中国4,482人、ブラジル2,773人、フィリピン2,222人、タイ1,079人、韓国・朝鮮781人、台湾301人となる。『技能実習』はベトナム2,512人、中国1,503人、フィリピン705人、インドネシア614人、タイ171人、カンボジア91人となる。『定住者』はブラジル1,647人、フィリピン794人、中国554人、タイ322人、韓国・朝鮮131人、ペルー117人となる。