パラオ・サモア等の太平洋島嶼国の大使などが静岡県を視察
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静岡県は、太平洋島嶼国のミクロネシア連邦・トンガ王国・パラオ共和国・サモア独立国・マーシャル諸島共和国・パラオ共和国の大使等が静岡県視察ツアーのため静岡に訪問し、3月6日に知事を表敬することを発表した。
日本と太平洋島嶼国の関係は、歴史的に親日的な国家であるとともに水産・エネルギー等の重要な資源の海上輸送路でもあることから、日本にとっては重要なパートナーとなっていた。そのため2018年に、両者間の関係深化などを目的として、日本の14の地方自治体と太平洋島嶼国の16の国・地域との間で、「太平洋島嶼国・日本地方自治体ネットワーク」が設立されていた。
静岡県では「太平洋島嶼国・日本地方自治体ネットワーク」に参加しており、この設立を契機として静岡県への関心を深めて貰うことなどを網的として、「太平洋島嶼国在京大使館静岡県視察ツアー」が開催されることとなった。今回のツアーの参加者は、ミクロネシア連邦の大使と大使配偶者、トンガ王国の特命全権大使、パラオ共和国の大使、サモア独立国の大使、マーシャル諸島共和国の臨時代理大使、パラオ共和国の在三島名誉総領事、の合計5か国7人となる。
ツアー参加者の一団からの表敬訪問を受ける際には、静岡県は川勝平太知事・地域外交監・地域外交局長・地域外交課長などが出席する。また、一団は県富士山世界遺産センター、日本平夢テラス、県立漁業高等学園、県水産技術研究所などの視察も行う予定である。