静岡県が外国人技能実習生向け日本語研修を開催
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静岡県は、来日して間もない外国人技能実習生を対象とした日本語研修を1月から3月にかけて開催する事を発表した。
日本政府では、開発途上国への技能の移転を目的として、外国人技能実習生を受け入れて日本の技術や技能を習得させる「外国人技能実習制度」の取組を進めている。この制度で来日した実習生は、1年目の実習終了時に技能検定(実技・学科)を受検して合格すると更に2年間の在留資格が与えられるが、不合格の場合は帰国する。学科試験が不合格となる原因としては、日本語能力の不足が主な原因であるため、静岡県では独自の取組として平成28年度から日本語研修を実施している。
この日本語研修の対象者は、技能検定基礎級を受検予定の外国人技能実習生となる。研修の内容は、技能検定基礎級の学科試験の日本語レベルに合わせた日本語の研修となっており、学校法人静岡日本語教育センターと学校法人国際ことば学院が静岡県から業務委託を受ける形で実施されている。